Witcherの世界

物語 - Story

 

 

Ithlinne Aegli aep Aevenien の予言

私の言葉をよく聞きなさい。

剣と斧が支配する時代がやってくる。そう、”狼の嵐の時代”が到来する。

白銀と白光が世界を覆うとき、狂気と侮蔑が蔓延るとき、Tedd Deiradh、世界の終焉が始まるだろう。

そして世界は雪と氷に覆われながら次第に凍りつき息絶える・・・

戦争が残した悲惨な戦禍から徐々に復興が進んではいたが、更なる没落と荒廃の不吉な予兆が、生き延びた人々に静かに忍び寄っていることに、まだ誰も気づいてはいなかった。

先の大戦では北方王国連合が南のニルフガード帝国の侵攻を迎え撃ちこれに勝利を収めたが、北方王国諸国は各々が自国の権勢を主張するようになっていた。

強大な敵に共に立ち向かったことなど忘れてしまったかのように、かつての諸国間でいがみ合う愚かな状態に戻ってしまったのだ。

一度は撤退したニルフガード帝国軍が再編成と軍備の増強をしている間に、北方王国諸国は根拠の無い愛国心から些細なことでも互いの喉元に剣の切っ先を向けるような険悪な関係に陥ってしまっていた。

 

君にそっくりなこの男の報告書が誰なのか気にかかるだろうか?

これは公式な書類で君自身のものだ・・・そして君は死んだことになっている。亜人たちを言われ無き虐殺から保護する戦いの最中に、その保護していた亜人に殺された、と報告書には書いてある。

その経験のとおり、たとえ虐げられている友人を救うための仕事であっても、必ずしも正当な報酬が支払われるわけではない。特にその仕事を受ける唯一の動機付けが、良心に基づく同義的な理由でしかないならなおさらだ。

あのころの亜人種たちの全国的な反乱に巻き込まれててっきり死んだものだとばかり思っていたが、突然こうやって現れたところを見るとどこかを放浪していたのだろうか?いずれにせよ、またこうして再会できたのは何かの運命に導かれたのかもしれない。

差し迫った緊急の問題がある。

どうやってかはわからないが、このウィッチャーの拠点であるカー・モーヘンを見つけ出して、襲撃を企てている組織がある。どうやらウィッチャー秘伝の霊薬を奪うつもりのようだ。

君は仲間と共にウィッチャーの秘伝の霊薬を守らなければならない。なぜならこれらのポーションが大量生産されて普通の人々に出回っても、なんの耐性も持っていない普通の人々にとってはそれは死をもたらす毒でしかないからだ。

そして君は失われた記憶と自分自身が何者であるかを知るための探索の旅路につくのだ。生き返ったことを後悔するような苦難が待ち受けているかもしれないが・・・・